芸大卒のフリーター人生。病気と向き合いながら。

何か教えられる訳ではないけれど今までの人生をつらつら書くことで、少しでも心が救われたりこうならないように頑張ろう!とか思ってもらえたら。

初めての心療内科

生まれて初めて心療内科に行きました。

 

【行くまでのいきさつ】

仕事の人間関係で色々あり去年の冬頃体調を崩し始め今年に入ってからパニック発作が起こるようになりました。

(主に私の症状は息苦しさから始まり、その状態が続くと吐き気が止まらなくなりいわゆる過呼吸のような症状が出ます。)

人間関係の問題は解決したものの症状が続いていたので心療内科に行く事にしました。

 

私は女医さんがしている心療内科に行きました。そこは人気で新規の人は1ヶ月待ち。

ですが私は前の病院(消化器内科でコンスタンをもらった)の薬が余っていたので予約しました。

結果から言うと私はパニック障害とはっきり言えるほどでは無かったようです。

 

私はパニック障害ですか?と聞くと、「すごい広いくくりであえて言うとすれば不安障害やパニック障害のくくりに入るのかな〜」という返事でした。

どうやら不安からくる要素が多いのかな?と思いました。

 

心療内科は抵抗があったのですが、話を全部聞いてくれて見た目では伝わらない苦しさを理解してくれるだけでほんとに心が軽くなりました。

 

私がこの症状がでたのが前職からなのですが、「前職がよっぽどしんどかったんやね」と言われました。どうやらそこを辞めて翌日に転職したので症状が続いているのでは、ということでした。

人間は脳疲労状態だとある物質が出て自律神経が乱れたり吐き気がしたりと、異常症状が出るらしいです。

疲労状態が回復してない状態で転職→転職先での些細なストレスでさらに脳疲労ダメージ→症状が出る、ということでした。

 

からしっかり寝て下さいと言われました。8時間は寝ないといけないみたいです。

私いつも6時間なのですが少ない!と言われ(笑)

 

あと気分転換で休日友達や彼氏と遊んでいたのですが結局帰ったあと疲れてるなら気分転換になってないよ?と言われました・・・汗

確かに図星です(汗

 

遊ぶ予定を立てる→当日緊張からか(発作が起きたらという不安)薬を飲む→遊ぶ→家帰ってぐったり→翌日会社

 

そりゃ治らない訳だ・・・

疲労状態から抜け出せていなかった。

 

それから遊ぶ日を月2回、早めに寝る、漢方でだいぶ体調は落ち着いてきました。

ただまた最近再発気味です。そのことについてもまたブログで書こうと思います。

 

 

IBSの再発

順調に働いていたのに

 

IBSになってしまいました。過敏性腸症候群という病気です。

大学生の時からストレスでたまに発症したり治ったりを繰り返していたのですがまた再発してしまいました。

 

新しい環境になったのもあると思うのですが、やはり人間関係のストレスはすごいですね。

同僚がキレやすい人で(私に対してキレたことはないのですが)あからさまに分かるようにイライラを出したり、別室で床を足でバンバン叩いたり引き出しをバーンと大きい音を出して閉めたり…

 

その度に私はビクッと心臓がバクバクする日々でした。

 

同僚がイライラしないようにすごい気を使ったり、先輩にも同僚のことで色々と相談されたりしてたくさんサポートするうちに体が悲鳴を上げてしまいました。

 

こんなことで…と思われるかもしれませんが仕事に集中したいのに「またいつキレたらどうしよう」と思う人と毎日一緒に仕事してたら精神的に疲れます。

 

食後決まって毎日お腹を下すようになりました。

下痢って結構体力の消耗も激しいし、腹痛に耐えている間は仕事も進まないしで結局残業するはめになったりで散々でした。

 

もうほんとこれになったらしんどいです。

友人との食事もお腹痛くなってしまったり、食べることが嫌になってきたりで誰かと遊びに行くのも億劫に。

 

増えていく気疲れ

 

毎日同僚の愚痴を聞きアドバイスをし、イライラしたらまたドンドン大きい音を出しかねないのでイライラし始めたなと思ったら落ち着かせるようにサポートしたり。

落ち着いたと思ったら私の方が仕事上手くいっていると拗ねたり泣いたり。

私より年上なのに何でこんなに仕事も体調も支障が出るまで助けなきゃいけないんだと怒りもこみ上げてきます。

 

無視すればいい話ですが小さい会社がゆえそうともいかず。

毎日自分が同僚の精神科医として出勤しているような気分です。

 

ひとりぼっちで残業してる時はほんと心地よいこと。

 

しばらくIBSと仲良くつき合っていかないとですが、人間関係も上手くストレスを溜めないように模索しながらマイペースに生きていこうと思います。

 

生きるって大変だ。でも生きてて良い事もある。

 

とにかく自分の体は大事にしなきゃね。

 

仕事との向き合い方

不安や緊張を和らげる薬は朝飲んでいます。けど薬に依存したくはないので仕事以外の日は飲まないようにしていますが、休日は急に不安になったりしんどくなることもありその時は無理せず飲むようにしています。(休日でも何時間と外出する時は飲みます)

 

仕事との向き合い方

 

「不安神経症」や「パニック障害」の私がしている仕事との向き合い方について。

あくまで朝以外は薬飲まなくても普通に過ごせる軽度の人だと思うので参考にならないかもしれましんが自分のメモも兼ねて。

不安になったら吐き気がするタイプの人には参考になるかもしれません。

 

①紙に今日する仕事を青色で、頼まれた仕事を赤色で書く

 

やらなければいけない仕事って沢山ありますよね。沢山あるほどパニックになって、さらに急ぎで頼まれたりするとさらにパニックです。

それで心臓がバクバク鳴りしんどくなって吐き気がするのが私の病気。

 

だから紙に書く事で落ち着かせます。ちなみに紙は無印良品の無地のリングノートを使ってます。

 

 終わったら一つずつチェックしていく。小さなことだけどこれをするだけで全然違います。これ専用ノートを作ると良いです。

日付を左上に書いてから仕事でやる事を書いていきます。

終わらなくても大丈夫。次の日にまた書きます。(今日中と言われたらできないけど汗)

 

②今日したことを日記みたいに書く

 

これは私は取り外しが出来る仕事用のリングノートに書いてます。

日付を書いて箇条書きで「〜をした」「〜を提出した。→上司が確認中」みたいな感じで書いています。

私の場合書くと安心するのかな?日記のように今日した事を書くだけでだいぶ急な吐き気は来なくなりました。

また日記なので毎日書く必要はないです。書き忘れもありますし。

気づいた時に書く感じにしています。

 

③自分の気持ちに正直に

 

結構私は我慢してしまう性格です。それで前職で病気してしまったのですがorz

難しいですが小さなことでも自分の気持ちに素直に行動するように心がけてます。

 

参考になるかは分かりませんが、今自分が実践していることです。

あと仕事と向き合う以前に規則正しい生活ももちろん大事です。

 

なんとか薬飲まなくても生活していけるまで健康になりたい。

 

自分を大切に出来てなかった

薬を飲みながらの仕事

 

薬のおかげで仕事にも休まず週5でフルタイムで働いています。

コンスタンのお薬は眠くなるので仕事中ウトウトなる時もありますが・・・

後周りに病気のことをやんわりと話して気が楽になったのかも。

相変わらずご飯は残すけど社長には「これねこまるさんは残す量やなw」とか「ねこまるさんは残してくれて大丈夫やからな」とか「前より食べれるようになったやん」と声かけてくださるので助かってます。

まぁ社長にはまだ病気のことは話せてないんですけどね。

 

それでも起こる発作

 

薬を朝夜飲んでいるのですがコンスタンの効果は多分8時間なので夕方には切れてしまうんですよね。お昼に飲んだらいい話なのですが、一回しんどくて飲んだ時眠気がひどくてフラフラして仕事がままならない状態だったのでそれ以来お昼には飲まないようにしています。

ある日先輩が体調不調で休み、同期も休み、もう一人の同期と2人で仕事している時でした。

定時の30分前に仕事が追加されてワーと焦ってしまったんです。

でも同期は仕事出来る人なのでパッと終わらせて定時で帰って。(それは全然いいのですが)

 

一人残された私は沢山ある仕事をどれから片付けたらいいのか、どうしたらいいのか分からなくなって不安になり気分が悪くなっていきました。

そして安定の吐き気。すぐトイレに行き深呼吸したら落ち着いたので席に戻り、明日仕事しようととりあえず「私がやっている仕事・次やる仕事・頼まれている仕事・先輩に聞かないといけない事」を紙に書き、帰りました。

 

ほんとこの病気には悩まされます。

友達と遊びにはなかなか行けないし、吐き気がいつ起こるか分からない恐怖もあるし。

内科の先生に病名は言われていないのですが色々ネットで調べると「不安神経症」とか「パニック障害」だと思います。

 

家族と出かけても予定していたより帰るのに時間かかってしまうとしんどくなったり、長時間出かけるとヘトヘトになってしんどくなったり。

薬のおかげでだいぶ良い日は増えましたが、薬と完全に離れる生活は難しそうです。

休みの日で体調が良さげだったら薬を飲まないようにしたり、朝だけにしたりと回数は減らしていますが。

それでも仕事の日の朝は必ず飲むようにしています。コンスタンは即効性があるけれどしんどくなってから飲むのはきついので。飲んだ事による「大丈夫だ」という安心感もありますし。

 

自分を大切に出来てなかった

 

今思い返せば吐き気が出るようになったのはこれ以上のストレスは体が耐えられないと脳が判断し、ストレスの元となる職場に行かないようにする吐き気という拒否反応が体のSOSとして出ていたのに無視して働いたせいです。

バイトだったしすぐ辞めれることも出来たのに。

今は心療内科できちんと自分は何の病気なのか見てもらおうと病院を探しているところです。

今のデザイナーのお仕事もバイトなので続けたい気持ちはありますが、もし無理だと思ったらすぐ〜日に辞めますと言うつもりでいます。

まぁなかなかすぐ辞めると言いづらい性格なのでしばらくは頑張ってしまいそうですが・・・

 

また新しい環境で働くことも私にとってはストレスなので出来るだけここで絵に関わる仕事をしたいと思っています。月給14万と低いですが自分の体ではもうこれ以上頑張ることは出来ないので。自分が生きていける範囲で働いていきます。

 

これからのブログは病気と向き合いながら悩みながら、試行錯誤をブログで書いていこうと思います。

 

ねこまる*

新しい職場でも病気と戦う日々

2年近く働いた会社も辞めて、作家活動もしてたのもあって東京のイベントに出ることにしたんです。それでも体調は良くなりませんでした。

 

楽しいはずの東京での作家活動が

 

東京行く当日、緊張もあってか朝からえずいてました。

一緒にイベントに出る作家友達にもこの症状のことは話していたのですが、大学の友人たちと比べてあまり理解されませんでした。

吐き気で食欲が無いからせめてゼリーだけでもと思っていたら「だから体調崩すんですよ!」と怒られおにぎりを買い(笑)

お風呂つかる元気も無かったのでシャワーにしたら「だから〜ry」と言われ、何か怒られてばかりでしんどかったです。

 

イベント中も席を外してはトイレでえずいて途中で帰ったり。

でもイベントも無事終わり帰りは一人だったのですがその時は発作もなく、むしろ元気で不思議でした。

 

新しい職場でも病気と戦う日々

 

新しい職場では嬉しいことにデザイナーとして働かせてもらえることに。

自分のこの体では正社員は無理だと感じたのでパートとして働いています。

入社当日、社長と先輩と同期とお昼食事だったのですが緊張で吐き気で全然食べれず。

社長が何かを察してか「残してくれていいよ」と言われたときはすごくホッとしたのを覚えています。

結構周りでは「食べ!」「だから元気ないんよ!食べ!」って言われる事が多いのでそういう言葉だけでも救われるんです。

 

二日目、ようやく一人でご飯食べれると思ったら先輩に誘われました。

お腹が弱いことは話していたので軽く食べたのですが緊張でかしんどいと感じるように。早く職場に戻りたいと思ってた矢先「カフェ行こっか」と・・・

なんとかカフェも頑張ったのですがそろそろ限界で気分も悪くなっていき「もうそろそろ戻りますか?」と私が言ってやうやく戻ることに。

でももうダメで帰り道先輩の後ろでハンカチで口元隠しながらえずいてました。

この時嘔吐恐怖症で良かったと思った。相変わらず吐き気だけで吐く事は無かったです。

 

それから仕事中も何度かえずくことが多く「そろそろ病院行かなきゃ」とようやく思い始めました(遅い)

 

今までにないくらいの発作

 

デザイナーの仕事始めて3日目くらいかな。夜にすごい吐き気がきてなんとか横になろうとベットまで階段で歩き横になるも止まらず。

※因にバイトでのデザイナーのお仕事なので残業もほぼ無く定時で帰ってました。人間関係も良かったので、多分新しい環境で不安と緊張での発作だったのかも。

 

吐き気が止まらず何回もえずくので呼吸が出来ず、涙はボロボロ出て初めて「死ぬかもしれない」という恐怖がありました。

ゼェゼェ呼吸をし少しずつ落ち着いてきて「ごめんね、無理させてごめんね」と自分に声をかけながら背中さすってました。

そして次の日の仕事帰り病院に行く事に。

 

でも心療内科は親に行くなと言われたので内科に行き、吐き気止めと消化をよくする薬、事情を話して不安と緊張を和らげてくれるコンスタンという薬をもらいました。

 

フリーターの日々と病気

仕事を辞めた後2ヶ月ほどだらだらと過ごしました。

意外にも私より早く内定もらってた子たちはほとんど辞めてました。

その子達と遊んだり、絵を描いて作家活動もしました。

 

フリーター生活の始まりと病気との始まり

 

結果をサラッと書くと、週四のバイトで事務として2年近く働きました。

でも会社の合併があったり仕事が取られて無かったり環境も悪く辞めました。

社長には「正社員にならないか?」と言ってもらえるくらい仕事は頑張っていたのですが。もう心と体が限界でした。

 

体からのSOSを無視し続けてしまった

 

そこの会社は人間関係もそこそこ良かったのですが私の仕事を勝手に取れるようになってから体調がおかしくなり始めました。

会社に行こうとすると吐き気がするんです。嘔吐恐怖症なので吐きはしないのですがずっとえずいてました。しばらくすると治まるのでそのまま働きに行ってました。

作家活動と両立するために週四にしたのに絵も描けない日も多くなりました。

 

吐き気も胃腸薬を飲んだり、スースーするのど飴をなめて紛らわせる毎日。でも、どんどん紛らわせられないくらいひどくなっていきました。

 

ついに職場で体調を崩す

 

いつも吐き気がひどくても職場に来たら治まってました。その日までは(笑)

仕事が取られるから無くてそれでも守ってる仕事があったのですが、私が席を外してるすきに取られたんです。(もうどんな会社なんだって感じですよね笑)

その時私は心の中で「どうしよう。次何しよう。仕事見つけなきゃ。探さなきゃ!」そう焦っていると、どんどん心臓がバクバクして気分が悪くなりトイレに駆け込みました。

相変わらず吐くことはないけど今までにないくらいの吐き気。

何回もえずいて涙はボロボロ出て、自分の手で背中をさすり「大丈夫だよ大丈夫」と声をかけ続けゼェゼェ言いながらなんとか発作?は治まりました。

その日は体調が悪くなったので早退したのですが帰るときに「他に仕事ないですか?」と声かけられた時はほんと呆れました。もうこんな会社辞めようと。

 

その発作は辞めますと社長に言う為に部屋で待っている間も起こったり、仕事以外で少し苦手な人に会う前や、新しい場所に行った時、高校の友達に久々に会ってご飯食べてる最中も急に起こるようになりました。

 

ずっと会社のストレスだと思っていたので、辞めたら治るだろうと思っていました。